熊谷守一油彩画全作品集 | 求龍堂・カタログレゾネ

「熊谷守一油彩画全作品集」は、求龍堂より2004年に刊行されました。

熊谷守一の作品をまとめた大変貴重な作品集(レゾネ)となりまして、専門店である当店にて買取をいたしております。

画家 熊谷守一は、「画壇の仙人」と呼ばれた極貧生活を送った芸術家として知られ、明治期から大正、昭和にかけて活躍しました。

明治13年に岐阜県で生まれております。

生家は非常に裕福な家庭でした。大学を中退後は、美術学校に通い、樺太調査などにも参加して、スケッチを残しております。

美術展である文展に入選するなどしましたが、その後故郷に戻って日雇いの労働をするなどして、一時画業から離れますが、その後に再び絵筆を取って美術展に出品するようになります。

結婚後は絵が描けず、極度の貧窮に見舞われ、周囲から責められることもあったようですね。

あまりの極貧生活のために子供の死にも直面しました。

昭和7年に都内に小さな家を建てて住み始めますが、その後はほとんどこの自宅から出ることがないままでした。

特に脳卒中で倒れてからはその傾向が強くなり、その後生涯をほとんど自宅で過ごします。

しかし、その画業は晩年まで続き、自宅にいた猫や様々な草花、また身近な家族などを描いております。

また、晩年には水墨画なども手掛け、昭和52年に97年の生涯を閉じました。

★当店は、「熊谷守一油彩画全作品集」を

買取する専門店でございます。

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